夕方。
パート社員がパソコンに向かって作業をしていた。
そのとき――突然、ものすごく大きな音が響いた。 驚いて振り返る。でも、一瞬何が起きたのか分からない。
やけに外を通る学生の声が大きく聞こえる。 「?」周りを見渡して、ようやく異変に気づいた。
別のパート社員の机の上から、スチール棚が落ちている。 そして、窓ガラスが割れていた。きっと棚の上に置いてあった物が、
窓を直撃したのだろう。
割れたガラスが落ちたのは、玄関のひさし部分。
しかし古い建物のため、簡単に足をかけられる状態ではない。
応急的な確認だけして、その日は帰宅した。
ところが夜から風雨が強くなった。 割れたままの窓、飛散するかもしれないガラス。 気になって仕方がない。早朝、パート社員の夫と一緒に会社へ向かった。 落ちたガラスを拾い集め、ひとまず安全を確保してから帰宅した。
大きな事故にはならなかった。 けれど、「まさか」は本当に突然やってくる。
日頃の整理整頓と、落下防止の大切さを改めて感じた出来事だった。
