ある社員が、上司から初めての仕事を任されました。最初はiPhoneの操作も不慣れで不安でしたが、手順を学び、格闘すること1時間。無事にやり遂げたときには「これは自分の仕事だ」と感じたそうです。もし上司が対応していれば、その間に機械加工が進められたはず。任せることで組織全体の効率も上がります。とはいえ、仕事を任されて嬉しい社員もいれば、負担に感じる社員もいるのが現実。一般的には“嬉しい”が約6割、“嬉しくない”が3割程度だそうです。信頼と成長のチャンスとして任せる工夫が、組織の力を高めるのだと思います。
