あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ。 仕事をしていると、やることが一気に重なることがある。
つい焦ってしまいそうになるが、今できることは一つだけ。
そう考えると、少し気持ちが落ち着く。 ひとつ終わらせて、また次へ。
それを繰り返していけば、仕事は少しずつ片付いていく。
いかに効率よく進めるかも大切だが、まずは目の前のことに集中すること。
4月1日、新年度を迎えた今、パート社員も初心に立ち返る気持ちで
仕事に取り組んでいこうと思う。

卒業後、突然小学校から電話があった。 何事かと思い、折り返してみると、思いがけない話だった。
夏休みに自由応募した壁新聞が、佳作に選ばれていた。 s新聞社からは表彰状なども届いていたそうだが、
どうやら学校での片付けの際に見つかり、今回の連絡になったらしい。
そういえば娘は、「なんで賞状もらえないのかなぁ?」と
話していたことがあった。 全校の行事で表彰されている子もいた中で、娘の名前は呼ばれなかったという。
忘れられていたのなら、それも無理はない話である。
後日、娘に関わりのなかった先生が、わざわざ自宅まで届けに来てくれた。 先生は何度も謝っていた。
こちらとしては、新聞社に問い合わせることもなく、
こうしてちゃんと手元に届いたことに、ほっとした気持ちの方が大きかった。
いろいろなことがあったが、ひとつの出来事として、
心に残る話になったなぁと思うパート社員であった。

パート社員は、ふと昔のことを思い出した。
娘が小学校に入る前に入社した頃。 「今日は何をしますか?」「これが終わったら次は何をしますか?」 そんなふうに、その都度聞きながら仕事をしていた。 あの頃は、わからないことばかりだった。
それが今では、ルーティンの仕事をこなしながら、
飛び込みの作業にも対応するようになっている。 少しずつ、できることが増えてきたのだと思う。
4月から新社会人になる人たちは、きっと今、不安な気持ちもあるのではないだろうか。 でも、最初はみんな同じ。わからないことがあれば、誰かに聞けばいい。 いっぱいいっぱいになったら、誰かに助けを求めればいい。 無理に一人で抱え込まなくていいと思う。
パート社員は、そんな言葉を姪にも伝えたそうだ。
一生懸命なのは大切だけれど、頑張りすぎなくてもいい。 少しずつ慣れていけばいいのだと、そんなことを思い出した一日であった。

休み明けに出勤すると、返却用のお弁当箱がやけに重たい。 「あれ?」と思いながらフタを開けてみると、中身がそのまま残っている。 お弁当、食べてないじゃん…。どういうことだろうと思い、
社長が出勤してから聞いてみた。
すると、急遽土曜日を休みにすることになり、お弁当屋さんにも連絡を入れたとのこと。
なおさら「どういうこと?」である。 お弁当屋さんに電話して確認してみると、電話を受けた担当者が
Web上の数量変更をしていなかったらしい。 連絡はしたのに、処理がされていなかった。
どこの会社でも、イレギュラーな対応のときは
こういうことが起こりやすいのかもしれない。 「人の振り見て我が振り直せ」ではないが、
自分たちも同じことが起きないように、
気をつけなければと思ったパート社員であった。

急ぎの注文として預かっていた修理品。 作業も進み、もうすぐ完成というところまできていた。 そんな中、お客さんが追加で修理依頼品を持ち込んできた。
そして後日、「今預けているものは、いつ頃になりますか?」と電話が入った。
急ぎの注文分は、まもなく完成予定。しかし、追加で持ち込まれた修理品は、
まだ現物確認もできていない状態である。
作業者は2人。他のお客さんの納期が迫っているものもある。
このままでは、それぞれの優先順位が曖昧なまま進んでしまう。
いったんみんなで話をして、誰が何をするのか、
何を優先するのか、すりあわせが必要だと感じた。
仕事をスムーズに進めるためにも、状況の共有は大切だと
改めて思うパート社員であった。

社長が手配した資材が、入荷して確認してみると、サイズが違っていた。 発注したものと違うとなると、当然使うことはできない。
では、なぜこのようなことが起きたのか。
相手のミスだけではなく、こちらの伝え方にも問題があったのかもしれないと
パート社員は考えた。サイズの伝え方、型番の指定、図面の有無。
相手が迷わず、間違えずに対応できるように、
こちらからどのように注文するべきだったのか。
ひとつのミスで、仕入先もこちらも、無駄な時間を使うことになってしまう。
だからこそ、「伝わる注文」を意識することが大切だと思う。
少しの工夫で防げたかもしれないミス。
次に同じことを繰り返さないように、考えていきたいと思うパート社員であった。
