忙しく動き回る専務の姿があった。
お客様から届いた図面の清書、外注加工先へ出すための図面作成。 さらに、客先への出荷対応。塗装の確認や修正、梱包用のパレット製作まで。
そのどれもが、パート社員の自分にはひとつとしてやりきれない仕事ばかり。
土曜日も一日、図面を描いていたという。 それでも別案件の納期は迫っている。 大丈夫なのだろうかと、つい思ってしまった。
しかし専務は、「誰かがやらなきゃならないから」と言いながら、
あっちへ行き、こっちへ行き、手を止めることなく動き続けていた。
その姿を見て、ただ忙しいのではなく、責任を背負って動いているのだと感じた。
自分にできることは限られているが、少しでも支えられるように、
目の前の仕事をしっかりこなしていきたい。そう思った出来事だった。









