専務が、あるお客様向けの製作を進めていた時のこと。
そこへ、別のお客様から修理依頼が入った。
私は専務に、「修理依頼が入りましたよ」と伝えた。
すると専務は、「じゃあ、今からバラしちゃうわ」 と、すぐに修理品のシリンダーを分解し始めた。
私は思わず、「今、この製作を進めているのに、工程を変えられるんですか?」 と聞いてしまった。
すると専務は、「できる人が、できる時に動いておけば、あとがラクじゃん!」 と一言。
なるほどと思った。
修理品は分解が終わり、あとはパッキンが届けば交換するだけの状態になった。
お客様へ修理完了の連絡をすれば、すぐに引き取りに来られるかもしれない。
その時になって慌てるのではなく、今できるところまで進めておく。
言葉にすると簡単だが、実際にはなかなかできることではない。
目の前の仕事を進めながら、先の段取りも考えて動く。 専務の切り替えの早さに、改めて感心したパート社員であった。









